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『ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭とディアンシー』(ポケモン・ザ・ムービー エックスワイ はかいのまゆとディアンシー)は2014年7月19日公開のテレビアニメ『ポケットモンスター』の劇場版第17作目の作品。 キャッチコピーは「ポケモン映画、新次元へ!」「世界は、聖なる輝きに包まれる―」。 テレビ東京開局50周年記念作品。 ==概要== 『XY』シリーズ初代作。短編映画『ピカチュウ、これなんのカギ?』が同時上映されている。当初発表されたタイトルは『ポケモン・ザ・ムービー XY 破壊の繭』であり、本作で初公表となるポケモン・ディアンシーの名が伏せられていた〔当時のポスターはメガシンカをしたポケモンの姿を列挙されている物であった。〕。また、「劇場版で(後に正式タイトルに組み込まれる)主役となるポケモンはそれまでゲーム版で公開されていなかった初登場のポケモン」という慣例が、2012年公開の『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士 ケルディオ』以来2年ぶりに復活した。 なお本作では「生と死」が描かれており、ポケモンたちやロケット団などの人間が命を吸い取られ、石化してしまう(いわば死を意味する)というもの。また『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』においてサトシが石化するという場面があるが、こちらは完全な死とは言えない。ただし『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』や『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』などにおいて、死亡したポケモンや人物が復活したり、新たに生まれかわるという点が本作において共通している。 今作からは『ポケモン・ザ・ムービー○○(シリーズタイトル名)』として上映されることになった。 また前作までの劇場版は、アニメーション制作をオー・エル・エムのプロデューサー・小板橋司が率いるTEAM KOITABASHIが担当していたが、本作ではテレビ・映画『たまごっち!』シリーズなどを制作してきた亀井康輝が率いるTEAM KAMEIに交代。ちなみにアニメーション制作をオー・エル・エムのプロデューサー・小板橋司が率いるTEAM KOITABASHIは、後に『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』として担当している。副監督としてテレビアニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』から『ポケットモンスター ベストウイッシュ』シリーズの監督を務めた須藤典彦が登板するなど、制作体制が変化した。 時系列は「XY」第37話(放送順カウントで)以降である〔第37話でサトシのケロマツが「いあいぎり」を習得しており、映画のオープニングで使用するシーンがある。なお、公開初日の時点では第35話以降が未放映である。〕。 全国357スクリーンで公開され、2014年7月19、20日の初日2日間で興収3億9,325万9,400円、動員36万0190人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で 初登場第1位を獲得〔興収順では「マレフィセント」が4億7,992万4,000円を記録し、1位となっている。〕。また、ぴあの調査による初日満足度ランキングでも満足度91.8となり、第1位となっている。日本週末興行収入1位を記録したポケモン映画は、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ディアルガVSパルキアVSダークライ』以来である。しかし最終興行は29.1億円と伸び悩み〔〕、2002年の『劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』以来12年ぶりに30億円を下回った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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